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“Kinect for Windows v2 センサー”に対応した「Kinect for Windows SDK 2.0」が公開
“Windows ストア”で商用アプリを公開することも
(2014/10/23 15:41)
米Microsoft Corporationは22日(現地時間)、「Kinect for Windows SDK」の最新版「Kinect for Windows SDK 2.0」を無償公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
「Kinect for Windows SDK」は、“Kinect センサー”を利用してジェスチャーや音声認識をサポートしたアプリケーションを開発するのに必要なドライバー、ランタイム、およびライブラリを含んだソフトウェア開発キット(SDK)。サンプルコードなども同梱されている。
本バージョンでは、“Kinect for Windows v2 センサー”が新たにサポートされた。また、“Xbox One”用の“Kinect センサー”をWindows 8/8.1搭載のPCへ接続するためのアダプター「Kinect Adapter for Windows」の発売も同日発表されている(価格は4,980円)。このアダプターを接続すれば、“Xbox One”用の“Kinect センサー”をWindows用の“Kinect センサー”と同じように利用できるという。
さらに、クロスプラットフォーム対応のゲームエンジン“Unity”に対応したほか、商用アプリケーションを開発して“Windows ストア”で公開できるようになった。ランタイムを利用するためのライセンス費用は不要で、すでに「Kinect Evolution」や「YAKiT」、「3D Builder」などの対応アプリが“Windows ストア”で公開されている。
なお、「Kinect for Windows SDK」を利用した開発には「Visual Studio 2012」「Visual Studio 2013」が必要。またWindows 7などのサポートが打ち切られ、対応OSはWindows 8/8.1およびWindows Embedded Standard 8となっている。
ソフトウェア情報
- 「Kinect for Windows SDK」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows Embedded 8 Standard/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.0.1410.19000(14/10/21)