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フェンリル、プライベートブラウジングが可能な「Sleipnir 6 for Windows」v6.1.5
閲覧中のWebページ内に検索ボックスがあれば“スマートサーチ”から利用可能に
(2015/2/19 16:18)
フェンリル(株)は19日、美しいフォントレンダリングなどデザインにこだわったWebブラウザー「Sleipnir 6 for Windows」の最新版v6.1.5を公開した。最新版の主な変更点は、プライベートブラウジング機能が追加されたこと。
最新版で追加されたプライベートブラウジング機能は、ウィンドウや特定のタブではなく、タブグループ単位でプライベートブラウジングを行うかを選択する仕組み。タブ一覧の左側にある[お気にタブを表示]ボタンの右クリックメニューか、“お気にタブ”などをサムネイル付きで表示する“キャビネット”画面上でタブグループを選び、アクティブになったタブの右クリックメニューなどからプライベートブラウジングを利用可能。
また、“スマートサーチ”機能が強化され、[このサイトで検索]ボタンが追加された。“スマートサーチ”機能とは、Webページ上の文字列を選択すると自動でポップアップが現れ、ポップアップ上のボタンをクリックすると文字列がWeb検索される機能。最新版では、閲覧中のWebページ上に検索ボックスが存在する場合、ポップアップの右端に閲覧中のWebページのFaviconがボタンとして追加される。このボタンを押すと、選択されていた文字列が閲覧中のWebページ上にある検索ボックスで検索される仕組み。
さらに、“Blink 機能拡張バー”上の「Google Chrome」用拡張機能のボタンを格納できるようになった。“Blink 機能拡張バー”の上に表示されている拡張機能のボタンを右クリックし、[ボタンをメニューに入れる]項目を選ぶと[>>]ボタンが出現し、その中へ拡張機能のボタンが格納される。
加えて、本ソフトではじめてAmazon.co.jpへアクセスした際に「Amazon 1Buttonアプリ for Sleipnir」を導入するかどうか尋ねられるようになった。これはAmazon.co.jpでの買い物を支援してくれる拡張機能で、Amazon.co.jpでの商品検索やタイムセール情報の表示などが可能。編集部にて試用したところ、いったん“導入しない”を選択した後は、再び同拡張機能を勧められることはなかった。
そのほか、SSLアイコンが表示されるWebページでは、SSLアイコンをクリックすることでも“ページ情報”ポップアップを表示できるようになった。また、ブックマークを訪問回数順で並び替え可能になったほか、“Blink”エンジンがv40.0.2214.111に更新された。
また、同日「Sleipnir 4 for Windows」もv4.4.1に更新された。「Sleipnir 4 for Windows」でもSSLアイコンをクリックすると“ページ情報”ポップアップが表示されるようになったほか、“Blink”エンジンがv40.0.2214.111に更新されるなどの修正が行われている。
「Sleipnir 6 for Windows」はWindows Vista/7/8、「Sleipnir 4 for Windows」はWindows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、いずれも現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Sleipnir 6 for Windows」
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.1.5.4000(15/02/19)
- 「Sleipnir 4 for Windows」
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.4.1.4000(15/02/19)