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伝説級Webブラウザー「Sleipnir Mobile」iOS版が11年ぶりの大規模アップデート

情報の蓄積に主眼に置いた“スクラップ”機能搭載モバイルブラウザーに

「Sleipnir Mobile」iOS版が11年ぶりの大規模アップデート

 「Internet Explorer」全盛期に一世を風靡したWebブラウザー「Sleipnir」などを開発するフェンリル(株)は10月15日、モバイル向けWebブラウザー「Sleipnir Mobile」iOS版をリニューアルしたと発表した。同ブラウザーとして11年ぶりの大規模アップデートとなる。

 リニューアルされた「Sleipnir Mobile」は、情報を閲覧するだけでなく、蓄積していくことに主眼が置かれている。有益な情報をコレクションすることで、新たなインスピレーションを生み出せるブラウザー体験を提供するとしている。

 それを実現するための中心的な機能となるスクラップブック機能では、独自の技術でユーザーが注目しているWebページ上の閲覧箇所を特定し、スクラップしたい内容を的確に判定可能。効率的に情報を集積できる。

情報を効率よく集積できるスクラップブック機能

 もちろん旧来から定評のある“使い心地”の良さもブラッシュアップ。タブ機能が強化され、大量にタブを開いてもスクロールするだけで高速に切り替えられるサムロール機能へと進化した。

サムロール機能など使い心地の良さも追及

 そのほか、iOS 26のLiquid Glassにもいち早く最適化。ユーザーインターフェイスも美しく仕上がっている。

 「Sleipnir Mobile」は、iOS/iPadOS 18.6以降に対応するフリーソフトで、現在App Storeからダウンロードできる。