Sleipnir

　細部にまで美しさにこだわったデザインが特長のタブ切り替え型Webブラウザー。スマートフォン風のマウスジェスチャーで操作できるほか、ブックマークを同期する“Fenrir Pass”機能や、あとで読むサービスなどと連携する“Fenrir Pass Connect”機能など独自の機能を備える。

　ツールバーにタイトルバーとタブバー、検索バーを一体化したほか、メニューバーも表示せず極力縦幅を占有しないようになっている。その代わりにタイトルバー左端の［Sleipnir］ボタンからメニューを表示でき、ブックマークやヘルプ関連の操作、設定画面の呼び出しなどの操作を実行できる。

　タブはサムネイルとして表示され、マウスオーバーでWebページのタイトルをポップアップ可能。タブの縦幅が広いので、タッチ操作でも使いやすい。また、表示するタブをグループ分けし、タブの表示部の左端にあるボタンから切り替えられる“タブグループ”機能も備える。

　Webページのフォントの表示は、オープンソースのフォントレンダリングエンジン“FreeType”をカスタマイズした上、独自のアルゴリズムで補正しているので、フォント本来のなめらかな曲線を再現可能。

　さらに、履歴などをもとによく見るWebサイトの最新記事を新規タブに表示する“Site Updates”機能も備えるほか、“Blink”エンジンを採用しているので「Google Chrome」用の拡張機能を利用可能。