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“Sleipnir”シリーズの新顔「Sleipnir TV」が登場 ~Android TV端末“Air Stick”向け

11月22日に販売が開始された“Air Stick 4K Joystick edition”に最適化

「Sleipnir TV for Android TV」

 フェンリル(株)は11月22日、“Sleipnir”シリーズの新顔となるWebブラウザー「Sleipnir TV for Android TV」を公開した。CCC AIR(株)のAndroid TV端末“Air Stick”向けのWebブラウザーで、標準ブラウザーとしてプリインストールされているという。

 「Sleipnir TV」は同日に販売が開始された“Air Stick 4K Joystick edition”に最適化されており、リモコンに搭載されているジョイスティックで効率よくブラウジングできるように設計されている。たとえば、初期状態ではジョイスティック操作はページのスクロールに割り当てられており、決定ボタンを押すとポインターが現れてリンクをクリックできるようになる。

決定ボタンを押すとポインターが現れてリンクをクリックできるようになる

 もちろん、“Sleipnir”シリーズでおなじみのタブ機能も備えており、サムネイルを見ながらタブを切り替えることが可能だ。また、履歴・ブックマーク機能でもページのサムネイルが表示されるため、文字が読みづらいテレビの画面でもスムーズに目的のページを探せる。

“Sleipnir”シリーズでおなじみのタブ機能

 さらに、リモコンの[Y]ボタンと[A]ボタンで拡大・縮小が行えるほか、音声入力による検索にも対応。ジョイスティックを搭載していない“Air Stick”や“Air Stick 4K”でもシステムを更新することで利用可能で、その場合はジョイスティックの代わりに上・下・左・右ボタンを使って操作することになる。

音声入力による検索にも対応