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同期機能が大幅に強化された「Opera 29」ベータ版が公開
リンクを新規タブやウィンドウで開けるマウスジェスチャーの追加も
(2015/3/20 16:54)
ノルウェーのOpera Software ASAは19日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新ベータ版「Opera beta」v29.0.1795.21を公開した。本ベータ版では“Opera アカウント”を介した同期関連の機能が大幅に強化されている。
最新ベータ版では他端末上で起動中の「Opera」が開いているタブの一覧を取得可能になっている。スタートページの下部に追加された[Tabs]ボタンから利用できるほか、[Opera]メニューの[最近閉じたタブ・ウィンドウ]サブメニューからも利用可能。
さらに、“スピードダイヤル”の内容を他端末のブックマーク上で表示可能になった。同期が行われた端末内に設定されていたスピードダイヤルを、他端末のブックマーク管理画面の“Other Speed Dials”フォルダーから利用できる。
そのほかの新機能としては、リンクをマウスの右クリックボタンでドラッグした際のマウスジェスチャーが利用可能になった。リンクを右ドラッグして下方向へ動かすと新規タブでリンクが開かれるほか、[Shift]キーを押しながら同じジェスチャーを行うと新規ウィンドウでリンクが開かれる。また、[Ctrl]キーを押しながら右ドラッグを下方向へ行うか、一度下方向へ動かしてから上方向へ動かすことでリンクをバックグラウンドで開くことが可能。
さらに、動画などの音が再生されているタブの“Favicon”上に、波打つようなアニメーションが表示されるようになった。加えて、キーボードショートカットのカスタマイズ機能の追加や、単体の画像ファイルを開いた際に画面中央にセンタリングして表示されるようになる仕様変更などが行われている。
お詫びと訂正:記事初出時、他端末上で開かれているタブの同期に関する挙動に不正確な記載がありました。お詫びして訂正いたします。ソフトウェア情報
- 「Opera beta」
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 29.0.1795.21(15/03/19)