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定番のはがき作成ソフト「筆まめ」にスマホからも利用可能なWebアプリ版が登場

“筆まめクラウド住所録”とも連携。年額3,000円で利用できる

“Web筆まめ”

 (株)筆まめは12日、定番はがき作成ソフト“筆まめ”シリーズのWebアプリ版となる“Web筆まめ”の提供を開始した。Windowsだけでなく、Macやスマートフォンなどの対応するWebブラウザーから利用可能。

 “筆まめ”シリーズは、豊富な機能を備える定番のはがき作成ソフト。美しいデザインの文面を簡単に作成できるウィザードや、デザインの細部までこだわることのできるツール、手間なく入力できる住所録などを備えるほか、年賀状などの文面作成時に活用できる素材を多数収録している。

 “Web筆まめ”は、同社の展開するクラウドサービス“筆まめクラウド”と連携し、年賀状などのはがきを作成できるWebサービス。“Web筆まめ”によってはがきのデザイン面を編集しつつ、作成した住所録を“筆まめクラウド”上に保存可能。なお、“Web筆まめ”の利用には無償で登録可能な“筆まめクラウド”のユーザー登録が必要。

豊富な素材を利用可能

 “Web筆まめ”では年賀状だけでも目上の相手向けや友人向けといった多様なデザインのテンプレートが用意されているほか、暑中見舞いやクリスマス、誕生日や七五三など、さまざまなシチュエーションにあわせた548点ものテンプレートが用意されている。また、賀詞や年号といったイラスト素材が3,337点、時候の挨拶やビジネス文書に利用可能な定型文が2,523点収録されているほか、フォントも17種類が提供されている。これらの素材は今後適時アップデートされ、常に最新の素材を利用可能。

 作成したはがきは家庭のプリンターなどで印刷できる。現在は年賀はがきへの印刷にのみ対応しており、普通はがきへの印刷は11月のアップデートで対応するという。また、はがきのデータはPDFでの出力も可能。キヤノンやセイコーエプソンが提供しているスマートフォン内のファイルを印刷できるアプリを利用するなどすれば、スマートフォンから印刷を行える。

 “Web筆まめ”の1人用ライセンスは年額3,000円(税抜き)で、印刷やPDFデータの出力時に透かしが入るものの、無料で試用することも可能。なお、「筆まめ」v26または「筆まめSelect2016」を購入している場合、“Web筆まめ”を90日間無料で利用することができる。

(市川 祐吉)