Microsoft、Windows 10初のメジャーアップデートをPCおよびタブレット向けにリリース

Windows 10 ビルド 10586

　米Microsoft Corporationは12日（現地時間）、Windows 10の最初のメジャーアップデートをPCおよびタブレット向けにリリースしたことを、公式ブログ“Windows Experience Blog”で明らかにした。ビルド番号は“10586”で、先日リリースされた“Insider Preview”版がそのまま正式版という扱いのようだ。

　今回公開されたメジャーアップデートには、これまでリリースされた6つの“Insider Preview”版でテストされてきたパフォーマンスの改善、ユーザーインターフェイスの改良、Webブラウザー「Microsoft Edge」をはじめとするビルトインアプリの強化、不具合の修正が盛り込まれている。

　日本語版におけるもっとも注目すべき変更点は、音声アシスタント機能“コルタナ（Cortana）”がサポートされたことだろう。そのほかにも、Windows 7に比べ同じ端末で起動速度が約30％以上向上しているという。

　なお、すでにWindows 10を利用している場合は“Windows Update”経由で順次アップデートが配信されるとのこと。また、“Xbox One”向けのWindows 10も本日から配信が開始されるという。さらに同社は、スマートフォン向けのWindows 10も間もなくリリースするとしている。