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Windows 10版「OneNote」にドキュメントスキャナーアプリ「Office Lens」が統合
ページとセクションを移動・コピーする機能や“図形の認識”機能も
(2016/2/1 16:05)
米Microsoft Corporationは1月29日、公式ブログ“Office Blogs”で、デジタルノートアプリ「OneNote」のアップデート内容を公表した。Webアプリ版の“OneNote Online”やMac/iOS版の「OneNote」アプリにさまざまな改善が施されたほか、Windows 10向けの「OneNote」アプリではドキュメントスキャナーアプリ「Office Lens」が統合されているという。
「Office Lens」は、端末のカメラで撮影した紙の文書を画像ファイルとして保存できるモバイルアプリ。ドキュメントの輪郭を自動的に認識して傾き・歪みの補正や不要部分の切り取りを自動で行ってくれるほか、画像内のテキストを認識してファイルへ埋め込むOCR(光学式文字認識)機能を搭載している。
Windows 10版「OneNote」で「Office Lens」を利用するには、まず[挿入]-[カメラ]メニューを選択しよう。するとカメラ画面が現れるので、画面左端にあるメニューボタンで“写真”モードから“ドキュメント”モードへ切り替えて撮影を行えばよい。また、ホワイドボードのメモを取り込むのに適した“ホワイトボード”モードへ切り替えることもできる。
“Microsoft ストア”のバージョンメモによると、そのほかにもページとセクションを移動・コピーする機能や“図形の認識”機能が追加されたとのこと。[描画]-[図形に変換]ボタンをONにした状態でマウスやペンで描画を行うと、フリーハンドで書いた描いた図形を認識し、キレイな四角形や円へと整形することができる。
「OneNote」アプリはWindows 8/8.1/10およびWindows Phone 10に対応しており、現在“Microsoft ストア”から無償でダウンロード可能。ただし、最新版の「OneNote」アプリを利用するには、OSをWindows 10へアップデートしておく必要がある。
ソフトウェア情報
- 「OneNote」Windows 10版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 17.6568.15581.0