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「EverythingToolbar」がARM64に対応 ~最強のファイル検索をタスクバーに統合可能

高速検索ツール「Everything」を「Windows Search」の代わりにするフリーソフト

「EverythingToolbar」がARM64に対応

 タスクバー統合の高速なファイル検索ツール「EverythingToolbar」が10月2日(日本時間)、v2.1.0へとアップデートされた。ARM64がサポートされ、「Windows on Arm」(WoA)デバイスでもネイティブ実行できるようになった。パフォーマンスの改善や、バッテリー持続時間の延長が期待できる。

 「EverythingToolbar」は、Windows最速のファイル検索アプリとの呼び声高い「Everything」をタスクバーに組み込んで使えるカスタマイズアプリ。「Everything」をWindows標準の検索機能「Windows Search」の代わりとして使える。

 対応OSはWindows 10/11で、動作には「Everything」v1.4.1以降が必要。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクト(ライセンスは「MIT」)となっており、現在リリースページから無償でダウンロードできる。

 本バージョンではARM64対応のほかにも、ファイル名をマウスホバーした際にツールチップでパスを含んだ完全名を表示する機能を追加。多言語対応の改善や不具合の修正が行われている。

 なお、本ソフトを「Microsoft Edge」でダウンロードすると『一般的にダウンロードされていない』という警告が現れる。これは、まだ「Edge」ユーザーによるダウンロード回数が少なく、「Microsoft Defender SmartScreen」でファイルの安全性を判別するのに十分でないことを示しており、かならずしもマルウェアというわけではない。

「Microsoft Defender SmartScreen」の警告。おそらく問題はないが、自己責任で

 編集部にて複数のセキュリティソフトでウイルスチェックを行ったところ、とくに問題はないようだ。

ソフトウェア情報

「EverythingToolbar」
【著作権者】
Stephan Rumswinkel 氏
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.1.0(25/10/02)