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「EverythingToolbar」+「Quick Look」で爆速ファイル検索→プレビュー環境を構築可能に

ファイルを検索し、結果から選び、スペースキーを叩くだけ

「EverythingToolbar」v1.3.0が公開

 高速ファイル検索ツール「Everything」をタスクバーへ組み込む「EverythingToolbar」が10月23日(日本時間)、v1.3.0へとアップデートされた。Macのファイルプレビュー機能をWindowsで再現した「Quick Look」と組み合わせることで、検索結果を選んで[Space]キーを押すだけで気軽にファイルの内容を確認できるようになっているため、ぜひ試してみてほしい。

「Everything」+「EverythingToolbar」+「Quick Look」でファイルを検索・プレビュー

 用意するのは、以下の3つのアプリ。

 コマンドに慣れているならば、「winget」(管理者権限)でまとめてセットアップしてしまうのが簡単だ。

winget install voidtools.everything
winget install stnkl.everythingtoolbar
winget install ql-win.quicklook
「EverythingToolbar」の初期設定ダイアログ
タスクバーにピン留めしておくとよい。OS標準の[スタート]ボタンを置き換えたり、ショートカットキー(初期設定は[Windows]+[Alt]+[S]キー)で検索を開始することも可能
OSのスタートアップに登録しておくと、次回からわざわざ「EverythingToolbar」を起動する必要はなくなる
「Everything」と「Quick Look」も起動しておく。こちらもOSのスタートアップに登録しておくとよい

 なお、[Space]キーによるファイルのプレビューに特別な設定は不要。3つのアプリがすべて起動していれば、「EverythingToolbar」(初期設定は[Windows]+[Alt]+[S]キー)でファイルを検索し、検索結果からファイルを選び、[Space]キーでファイルをプレビューするという一連の流れがスムーズに行えるはずだ。アプリを3つともOSのスタートアップに登録しておけば、Windowsでのファイル検索がかなり快適になる。

 そのほかにも、本バージョンではダブルクリックで検索結果のファイルを開くオプションが追加。また、以前のバージョンは検索結果の最初が自動選択される仕様だったが、新オプションの導入でこれを無効化できるようになっている。

 「EverythingToolbar」は「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。対応OSはWindows 10/11で、現在「GitHub」のリリースページから無償でダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「EverythingToolbar」
【著作権者】
Stephan Rumswinkel 氏
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3.0(23/10/23)