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最強ファイル検索「Everything」をタスクバーに統合、「EverythingToolbar」がv1.4に

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「EverythingToolbar」v1.4.1

 Windows標準のファイル検索機能を「Everything」ベースにするタスクバーカスタマイズアプリ「EverythingToolbar」が9月8日(日本時間)、v1.4.0へとアップデートされた。

 最強との呼び声高いWindows向けファイル検索ツール「Everything」を、OS標準の検索機能「Windows Search」の代わりに使いたいという人は少なくないだろう。それをかなえてくれるのが「EverythingToolbar」だ。タスクバーにピン留めし、もとからある検索アイコンを隠してしまえば、あたかもOS標準の検索機能のように使うことができる。

最強との呼び声高いWindows向けファイル検索ツール「Everything」
「EverythingToolbar」の初回起動時に現れるセットアップアシスタント
タスクバーにピン留めして利用
もとからある検索アイコンを隠してしまえば、あたかもOS標準の検索機能のように使うことができる

 なお、Windows 10であればタスクバーのツールバー(デスクバンド)としても利用可能。前バージョンのv1.3からは、ファイルプレビューツール「Quick Look」との連携もサポートされている。

「EverythingToolbar」を起動した様子

 v1.4における変更点は、以下の通り。

  • 設定が「%APPDATA%/EverythingToolbar/settings.ini」へ固定保存されるように
  • [ソート]メニューを整理
  • セットアップアシスタントのクラッシュを修正
  • 「Everything」のデフォルト設定に合わせるため、検索結果の既定ソート順を「実行回数降順」に
  • エラーログを改善
  • 「EverythingToolbar」が正しい場所へインストールされるように
  • リリースワークフローを自動化

 なお、v1.4をインストールしたあとはタスクバーアイコンの再度設定が必要。デバイスを再起動して手動で「EverythingToolbar」を起動し、セットアップアシスタントを再度実行すればよい。デスクバンドを利用している場合、この操作は不要だ。

 「EverythingToolbar」は「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。対応OSはWindows 10/11で、現在「GitHub」のリリースページから無償でダウンロードできる。執筆時現在の最新版は、v1.4.1。

ソフトウェア情報

「EverythingToolbar」
【著作権者】
Stephan Rumswinkel 氏
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.4.1(24/09/08)