ニュース

あの最強検索ツールをWindowsのタスクバーに組み込む「EverythingToolbar」がv1.1に

ファイルのパスをコピーするショートカットや更新の自動チェック機能などを追加

「EverythingToolbar」v1.1

 高速ファイル検索ツール「Everything」をタスクバーへ組み込む「EverythingToolbar」が5月20日(日本時間)、v1.1へとアップデートされた。今年1月以来のアップデートで、細部がブラッシュアップされている。

 まず、検索結果リストのアイテムを選択した状態で[Ctrl]+[Shift]+[C]キーを押すと、ファイルやフォルダーのパスをクリップボードへコピーできるようになった。このショートカットキーは「Windows 11 2022 Update」以降の「エクスプローラー」と共通で、覚えやすい。

 次に、アップデートを自動でチェックする機能が追加された。アプリの更新までは自動で行ってくれないが、最新版があるかチェックする手間が省けるのはうれしい。なお、この機能は無効化することも可能。

 そのほかにも、「EverythingToolbar」を開くキーボードショートカットを設定する際に、[Escape]キーでショートカットをクリアできるようになるなど、さまざまな改善と修正が加えられている。

 「EverythingToolbar」は「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「MIT」。対応OSはWindows 10/11で、現在「GitHub」のリリースページから無償でダウンロードできる。

 なお、動作には別途「Everything」が必要だ。インストールの前にセットアップを済ませておこう。

「Everything」高速なファイル検索ソフト - 窓の杜

 インストールが完了するとウィザードが現れ、ボタンのデザインを選択したり、タスクバーへピン留めしたり、タスクバーの検索ボックスを非表示にするかどうかを選んだりすることができる。設定次第では、あたかも「Everything」をOS標準の検索機能のように利用することが可能だ。

インストールが完了するとウィザードが現れる

ソフトウェア情報

「EverythingToolbar」
【著作権者】
Stephan Rumswinkel 氏
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1(23/05/20)