レビュー
ネットワーク経路の調査“Trace Route”で国名も確認できる「CountryTraceRoute」
GUIで使いやすく、Windows標準の“tracert”コマンドに比べ動作も高速
(2013/11/20 10:42)
「CountryTraceRoute」は、ネットワークの経路を調査する“Trace Route”をGUIで表示できるソフト。64bit版を含むWindows 2000から8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
ネットワークの経路を追跡調査する“Trace Route”機能は、Windowsにも“tracert”というコマンド名で標準搭載されているが、コマンドプロンプトで実行するため使い勝手がよいとは言い難い。
これに対し、本ソフトはGUIが用意されているので手軽に実行できることや調査結果が見やすいことに加え、Windowsの“tracert”コマンドよりも高速に動作するのが特長だ。調査結果にはIPアドレスや応答時間のほか、独自のデータベースから取得したIPアドレス所有者の国名が表示されるのもうれしい。
使い方は簡単で、調査したいアドレスを入力し、ホップ数やタイムアウト値を指定して[Go]ボタンを押すだけ。入力したアドレスは履歴として保存されるため、過去に調査した経路を再度調べたい場合に便利。調査結果の一覧はCSV/TSV/HTML/XML形式のテキストとしてファイルに保存したり、クリップボードにコピーすることも可能。
ソフトウェア情報
- 「CountryTraceRoute」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000から8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.16