レビュー
無線LANネットワークの状況をリアルタイムに可視化「Xirrus Wi-Fi Inspector」
アクセスポイントの状態をレーダー風に表示したり、電波強度をグラフ化することが可能
(2014/6/18 14:55)
「Xirrus Wi-Fi Inspector」は、無線LANネットワークの状況を可視化するツール。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、Wi-Fiネットワークの状況をリアルタイムかつグラフィカルに表示することが可能。たとえばリボンにある[Radar]ボタンを押すと、検出されたアクセスポイントがレーダー風に表示される。それぞれのアクセスポイントの電波強度や利用しているチャンネルの重複が一目で把握でき、案外実用的だ。
また、リボンにある[History]ボタンを押すと、各アクセスポイントの電波強度をトラッキングし、その変動をわかりやすく棒グラフで表示することが可能。トラッキング対象のアクセスポイントは、[Networks]画面のアクセスポイント一覧右端にある“Graph”というチェックボックスでON/OFFできる。接続していないアクセスポイントの電波強度もチェックすることが可能だ。
そのほかにも、[Tests]ボタンからはネットワークの速度や品質をテストするオンラインツールへアクセスすることが可能。収集したネットワーク情報をCSV形式でエクスポートする機能も備える。
ソフトウェア情報
- 「Xirrus Wi-Fi Inspector」
- 【著作権者】
- Xirrus
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.1.4