レビュー

[NumLock][CapsLock][ScrollLock]キーの押し下げを通知する「Lock State」

目と耳でロックキーの状態変更を確認可能。キーをロックすることも可能

「Lock State」v2.00.0b
設定画面

 「Lock State」は、[NumLock][CapsLock][ScrollLock]キーの状態が変更されたことを知らせてくれるツール。Windows XP以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、[NumLock][CapsLock][ScrollLock]のいずれかのキー(以下、ロックキー)が押されてそのON/OFF状態が変更された際に、デスクトップ右下にその状態を示す小さなインジケーターを表示することが可能。音声による通知も行われるので、意図せずロックキーを押してしまうといったミスを防いだり、ロックキーがちゃんと押されたかを確認するのに役立つ。一定時間経過するとインジケーターは自動で非表示になるので、他の作業の邪魔にならない。

 また、このインジケーターをクリックすることで、逆にロックキーの状態を変更することも可能。さらに右クリックすれば、ロックキーの状態を“固定(Lock)”し、ロックキーを押しただけでは状態が変更できないようにすることもできる。“固定”状態をキーボードでON/OFFするには、[Alt]キーを押しながらロックキーを押せばよい。

 そのほかにも、インジケーターの文字色や背景色、表示時間をカスタマイズする機能や、ロックキーの状態を記録して、次回起動時にそれを再現する機能などを搭載。OSのスタートアップに登録しておけば、ロックキーを好みの状態にしてWindowsを起動できる。

ソフトウェア情報

「Lock State」
【著作権者】
Daniel Green 氏
【対応OS】
Windows XP以降(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.00.0b

(樽井 秀人)