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Twitterの実況ページで常に最新情報を表示したい! ~クリックせずに最新ツイートを表示するワザ

Twitterのハッシュタグで新しいツイートが見つかっても、このように未読の件数が表示されるだけで、クリックもしくはページをリロードしない限り内容は表示されません

 IT関連の新製品や新サービスの発表会、さらにはスポーツ中継やテレビ番組など、Twitterで特定のハッシュタグを使って実況されることはよくあります。

 もっとも、Twitterの仕様上、新しいツイートが検索されても、それらが自動的に表示されることはありません。“○件の新しい結果”と、未読の件数こそ教えてくれますが、内容を見るためには、そのメッセージをクリックするか、もしくはページをリロードしなくてはいけません。

 そのため、情報をいち早く取得したい時は、手動での操作を繰り返し行わなくてはならず、別の作業をしながら流れていくツイートを見つめるような使い方は(専用ブラウザーなどのツールを使わない限りは)できません。最新のツイートが自動的に表示されればいいのに……そう思ったことのある人は少なくないのではないでしょうか。

タブの更新間隔を任意に指定可能

 こうした場合に便利なのが、「Google Chrome」のタブを自動的に更新してくれる拡張機能です。これがあれば、指定のURLを定期的に自動リロードすることで、最新のツイートを表示してくれます。

 こうした機能を備えた拡張機能は多数ありますが、おすすめなのは「Auto Refresh」です。同種の拡張機能のほとんどは更新間隔をプリセットされた秒数からしか選択できませんが、この「Auto Refresh」はタブの更新間隔を任意に(分、秒)指定できます。

 操作方法は簡単で、時間を指定したのち「Start」を押せば開始、「Stop」を押せば一時停止します。次回更新までの残り時間をツールバーのアイコン上にリアルタイムで表示してくれますので、あとどれだけ待てば更新されるのかひと目でわかるほか、きちんと動作しているかどうかも判別できます。また、設定をOFFにするのを忘れて延々更新したままになるのも防げるでしょう。

Chromeの拡張機能「Auto Refresh」ではタブの更新間隔を任意の分および秒で指定できます
アイコンに残り時間が表示されるので、あとどれだけ待てば更新されるのかひと目でわかります

広い応用範囲

 今回はTwitterの実況を例に紹介しましたが、ほかにもニュースサイトや天気予報サイト、さらにはスポーツ中継のサイトなどにも利用できますし、Webメールなどで自動更新がうまく働かない場合に、補助として使うのにも役立ちます。

 もちろん、自動更新のしすぎでサーバーに無用な負荷をかけるのは禁物ですが、少しでも早く情報を得ようとついつい[F5]キーを連打してしまうくらいであれば、こうした拡張機能を使って1分に1回や30秒に1回といったペースで定期更新したほうが、結果的に負荷が低く抑えられることもあるでしょう。用法・用量を正しく守って、利用してみてはいかがでしょうか。

山口 真弘

 テクニカルライター。PC周辺機器や電子書籍、電子辞書、ウェブサービスについてのハウツー記事をImpress Watch/ITmedia/CNETなどのWeb媒体に執筆。著書に『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)など。

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