集合写真からそれぞれの顔写真を自動で切り抜く「GSface」
顔認識で1人ずつを別々の画像で保存可能、メンバー紹介の作成時などに
(10/03/17)
集合写真からそれぞれの顔写真を自動で切り抜けるソフト。顔認識により1人ずつを別々のJPEG画像にして保存できる。たとえばスポーツチームや劇団などのグループ活動でメンバー紹介の会報誌やWebサイトを作るときなどにいいだろう。
エクスプローラからのドラッグ&ドロップなどで集合写真の画像ファイルを読み込み、ツールバーの顔認識ボタンを押してしばらく待つと、ウィンドウ右側のカタログ欄にそれぞれ切り出された顔画像が一覧表示される。あとはボタン1つで一括保存、または個別に選んで保存できる。まれに顔以外が切り出されたり重複して切り出されることもあるが、不要なものは一括保存の前にカタログから削除しておける。
また、[Ctrl]キーを押している間は元画像で顔として認識された部分が赤い枠で表示される。もし自動認識されなかったメンバーがいる場合でも、その顔をマウスで範囲指定して[Enter]キーを押すと、カタログへ追加可能。設定により、切り出す顔画像の最大サイズを縦・横それぞれ50~200ピクセルの範囲で指定できるほか、切り出す画像が小さい場合に指定サイズまで自動拡大するオプションなどもある。
なお筆者が試用したところ、多人数が写っていて各人の顔が小さい場合などはうまく認識されないこともあるようだ。また、本ソフトの詳しい使い方は起動直後のウィンドウにのみ表示されるため、使用途中で操作に迷った場合は本ソフトを一旦再起動するといいだろう。
- 【著作権者】
- 岡田 太郎 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非商用利用のみ)
- 【バージョン】
- 1.0