マウスやキーボードの入力を一時的に無効化「デスクトップバリアー」
モニターOFFでのPC稼働中にうっかり変なキーを押して誤作動させるのを防止
(10/12/16)
マウスやキーボードによる入力を一時的に無効化し、デスクトップを保護するソフト。たとえば時間のかかるバックアップ処理中など、省電力機能でモニター表示が消えているときにキーボードを変に触ってしまい、意図せず処理を中断させたり誤作動させた経験のある人などにお勧め。
ウィンドウに表示される[バリアー]ボタンを押すと、デスクトップ全体がごく薄い半透明のベールで覆われたようになり、以後マウスクリックやキーボードのほとんどのキー入力が無効化される。本ソフトのウィンドウも消えるが、ウィンドウのあった位置に残される[バリアー解除]ボタンをマウスクリックすれば、バリアーは解除されて元のようにマウスやキーボードの入力が可能になる。
オプションにより、バリアーで保護しているあいだはデスクトップの内容、すなわちほかのアプリケーションのウィンドウやデスクトップアイコンなどを見えなくして壁紙表示のみにすることが可能。また、スタートアップに登録するオプションも用意されている。
なお、バリアー中でも[Windows]キーやアプリケーションキー、[PrintScreen]キー、[Alt]+[Tab]キーなど、稼働中の処理に直接影響しない一部の特殊キーは入力可能。また、バリアー解除時にパスワード入力を求めるといった、他人にPCを触らせないための機能は備えていないことに注意。さらに筆者が試用したところ、デスクトップの壁紙を“なし”にしている環境では、デスクトップの表示内容を見えなくするオプションをONにして[バリアー]ボタンを押すと、エラー表示が出てしまうようだ。その場合は壁紙に任意の画像を設定すれば問題なく使用できる。
- 【著作権者】
- 手前味噌的フリーソフト
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.03(10/12/09)