リチウムイオンバッテリーの充電を監視し寿命を延ばす「バッテリーセーバー」
充電量が指定範囲より超過または不足すると警告、過充電や過放電の防止に
(10/12/21)
リチウムイオンバッテリーの充電を監視してバッテリー寿命を少しでも延ばすためのソフト。充電量があらかじめ指定した範囲より超過したり不足するとポップアップやアラーム音で警告し、バッテリー劣化の原因となる過充電や過放電を予防する。リチウムイオンバッテリーを搭載しているノートPCのユーザーなどにお勧め。
一般にリチウムイオンバッテリーは過充電や過放電に弱いとされ、作者によればとくに100%のフル充電が劣化の元凶であり、だいたい80%くらいの充電に抑えておくのが良いのだという。そこで本ソフトは、充電量の適正範囲を決めておき、その範囲から外れたときに通知してくれる仕組み。適正範囲から超過すればユーザーが自分でACアダプターを取り外し、不足すれば取り付けて充電することで、バッテリー劣化をこまめに予防できるというわけだ。
起動すると電池の形をした“状態アイコン”がデスクトップに現れ、進捗グラフで現在の充電量がわかる。このグラフにマウスオーバーすれば充電量の数値がツールチップで表示される。充電量の適正範囲は標準で30~80%に設定されており、任意の範囲に変更可能。警告は目覚まし時計のように一定時間おきに繰り返す“スヌーズ機能”が用意されているほか、状態アイコンを表示せずに警告のみ利用する設定も可能。
なお、本ソフトはあくまで充電状態を警告するだけのものであり、ACアダプターの取り付けや取り外しはユーザーが自分で行う必要があることに注意。動作には.NET Framework 2.0以降が必要。
- 【著作権者】
- T.02ka(フィロソフト) 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0