アイコンの巨大矢印を消去「Win7ショートカット矢印削除」
アイコンの一部を覆い隠してしまうショートカットの矢印マークを手軽に消去
(12/07/20)
デスクトップなどに置かれるショートカットアイコンの矢印マークを消去するソフト。ソフト名に“Win7”とあるが、Windows 7専用ではなくVistaにも対応している。
Windows Vistaおよび7では、XP以前の旧OSに比べてショートカットアイコンの矢印マークが大きく描かれるようになった。これは、そのアイコンがフォルダやアプリケーションの実体ではなく、ショートカットであるということをよりわかりやすく強調するための配慮だろう。とはいえ、矢印マークによってせっかくのオシャレなアイコンの一部が隠れてしまうことに不満を抱くユーザーも多いのではないだろうか。
そこで本ソフトを使えば、簡単にこの矢印を消去することが可能。使い方はいたって簡単で、ソフトを起動して現れるダイアログで[矢印削除]ボタンを押すだけ。あとはWindowsを再起動またはログインし直せば矢印がきれいさっぱりと消えた状態になる。消去した矢印を元に戻したい場合はダイアログ上の[元に戻す]ボタンを押して、あとは同様に再起動やログインし直せばOK。ただし、本ソフトを起動するにはWindowsに管理者権限でログインするか、本ソフトの右クリックメニューから[管理者として実行]を選択する必要がある。管理者権限が必要なのは、消去または元に戻すときの一度だけでよく、以後は逆の操作をするときを除いてソフトを起動させる必要もない。
なお、ショートカットアイコンの矢印はレジストリを直接編集して消去することもできるが、Vista環境で知られている方法を実行すると、7環境ではOS自体の不具合によりいくつかの副作用が発生してしまう。作者によると、本ソフトを利用すればこの副作用を発生させず問題なく矢印を消去できるとのことだ。
- 【著作権者】
- Auto yamada(nagabuchi) 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.2