いまさら聞けない?Windows 10のTips

第1回

Windows 10の画面をワイヤレスで外部ディスプレイに映したい

Miracastに対応したアダプタを利用する

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

Miracastに対応したアダプタを利用する

 プレゼンや会議の席で、パソコンの画面をテレビなどに表示するときに知っておくと便利なのがワイヤレスディスプレイへの接続方法。

 前提条件として、接続先のテレビが“Miracast”と呼ばれるワイヤレスディスプレイ接続の規格に対応しているか、別途、Miracast対応のアダプタをテレビのHDMI端子に接続しておく必要があるが、条件さえそろっていれば簡単な操作でWindows 10の画面をテレビに出力し、プレゼンなどに活用できる。

アクションセンターを表示して、[接続]ボタンをクリック
接続先のテレビやアダプタを選択して接続する
しばらくすると、接続が確立され、パソコンの画面がテレビに表示される。ケーブル接続のときと同様、複製や拡張など表示方法を選べる

 Miracastに対応したアダプタは、マイクロソフトの「Wireless Display Adapter(P3Q-00009)」やActiontecの「Screen Beam mini2」などがある。スマートフォンのWindows 10 Mobileで「Continuum」を使うときに活用できるので、1台手元にあると便利だ。

Miracast対応のアダプタを利用すれば、HDMI接続が可能なテレビならどんな環境でもワイヤレスで画面出力可能