いまさら聞けない?Windows 10のTips
第22回放置しておいても、ちゃんと仕事をさせたいときはスリープまでの時間を変更しよう
電源接続時とバッテリー駆動時のそれぞれ電源設定を個別に設定できる
2016年9月12日 16:01
度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。
電源接続時とバッテリー駆動時のそれぞれ個別に設定可能
ファイルのダウンロードに時間がかかりそうなので放置しておいたら、いつのまにかPCがスリープしてダウンロードが中断されていた……。
そんな悲劇を繰り返したくない場合は、「設定」の[電源とスリープ]の[スリープ]で、スリープまでの時間を変更しておくことをおすすめする。
標準では電源接続時で[30分]に設定されているが(PCや環境によって異なる場合もある)、これでは大きなファイルのダウンロードは厳しいので、1~2時間に変更しておくといいだろう。
もちろん、スリープまでの時間を長くしておくと、本当に何も作業していないときでもスリープせずに無駄にPCを待機させることになる。このため、明らかにスリープしたら困るというときだけ、設定を[なし]にしておき、ダウンロードなどの作業が終わったら、元の[30分]などに戻すというのも1つの選択だ。
なお、以前に解説した「ディスプレイの電源を切る」設定は、単純に画面が暗くなるまでの時間なので、この設定によってダウンロードなどのバックグラウンド作業が影響を受けることはない。何か作業を継続したいときは、「スリープ」の設定だけ変更しよう。
また、ノートPCなどのバッテリー搭載PCでは、電源接続時とバッテリー駆動時で、それぞれ電源設定を個別に設定できる。利用シーンに合わせて設定しておくと便利だ。