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「NotebookLM」にマインドマップ生成機能が追加 ~取り込んだ資料を視覚的に理解可能

回答で使う言語を選択する機能も追加

「NotebookLM Plus」

 米Googleは3月19日(現地時間)、生成AIノートブックサービス「NotebookLM」および「NotebookLM Plus」に、マインドマップの生成機能を追加したと発表した。

マインドマップを生成可能に

 「NotebookLM」と「NotebookLM Plus」は、アップロードした参考文献をAIに理解させ、そのエキスパートとして回答を生成できる生成AI。参考文献はPDF/Markdown/TXT文書、「Google ドライブ」内の文書、MP3音声、WebページのURL、YouTube動画のURLなどを利用できる。

 今回追加されたマインドマップの生成機能を使うと、資料の内容を要素をリンク線でつないだ図として表現可能。生成されたマインドマップは、主要な要素が核となり、子要素がリンク戦でつながった状態で表示される。子要素をクリックするとさらにその子要素が展開されると共に、その要素についての解説が生成される仕組み。

 マインドマップを生成するには資料のアップロード・登録後、[チャット]パネルのタイムライン上に表示される[Mind Map]ボタンを押せばよい。しばらく待つと右側の[Studio]パネル上に[クリックしてマインドマップを開く]ボタンが現れるので、クリックするとマインドマップが展開される。

[チャット]パネルのタイムライン上に表示される[Mind Map]ボタン
[Studio]パネル上の[クリックしてマインドマップを開く]ボタン

 このほか、回答で使う言語を選択する機能も追加された。[設定]ボタンのクリックで表示されるメニューから[出力言語]を選択することで、アクセス可能。

回答で使う言語を選択

 これらの機能は3月19日から段階的に展開されており、機能の実装まで最大15日かかる可能性がある。