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超レトロなデバイスでも動作するベンチマーク「CrystalMark Retro」がv2.0に

Windows 95およびNT 3.51以降で動作、結果を「CrystalMarkDB」で公開することも

「CrystalMark Retro」v2.0

 総合ベンチマークソフト「CrystalMark Retro」が3月31日、v2.0へとアップデートされた。約1年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。



 「CrystalMark Retro」は、64bit(x64/ARM64)、メニーコア、多言語(48言語以上)に対応した総合ベンチマークソフト。CPU、ディスク、2Dグラフィックス(GDI)、3Dグラフィックス(OpenGL)の性能を1クリックで測定できる。また、ベンチマーク結果を「CrystalMarkDB」(無償)へアップロードしたり、「X」(Twitter)で共有することも可能。

 対応OSは、以下の通り。名前の通り、超レトロなPCもカバーするのが魅力だ。ただし、Windows NT 3.51での動作にはパッチが必要となる。

  • Windows 95/98/Me
  • Windows NT 3.51/4.0/2000/XP/Vista/7/8/10/11
  • Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022/2025

 通常版のほか、応援キャラクター「水晶碧」(すいしょうあおい)バージョンも利用可能だ。

 安定版リリースにあたって「CrystalMarkDB」の運用が正式に開始されたほか、インターネット接続のないPCのためにQRコード経由でスマホやタブレットからベンチマーク結果を「CrystalMarkDB」へ登録する機能が追加された。

「水晶碧」バージョンでQRコードを表示。スマートフォンのカメラで読み取れば、PCにインターネット接続がなくてもベンチマーク結果を「CrystalMarkDB」へ登録できる

 ただし、ベータ版・リリース候補(RC)版から登録されたデータは削除された。これらのプレビュー版から「CrystalMarkDB」へ登録することもできないので注意したい。

ソフトウェア情報

「CrystalMark Retro」
【著作権者】
ひよひよ 氏
【対応OS】
Windows 95/98/Me/2000/XP/Vista/7/8/8.1/10/11およびWindows NT 3.5/NT 4.0、Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022/2025(x86/x64/ARM64)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0(25/03/31)