ニュース

「CrystalMark Retro」で「FM TOWNS」が動作可能に ~35年以上前のPCもカバー

レトロ環境でも動作するフリーの総合ベンチマークソフト

「CrystalMark Retro」v2.0.1(@roytam1氏の「X」投稿より引用)

 レトロ環境でも動作するフリーの総合ベンチマークソフト「CrystalMark Retro」が3月31日、v2.0.1へとアップデートされた。v2.0のリリース直後に発覚した、「FM TOWNS」で動作しない問題が解決されている。

 「CrystalMark Retro」は、64bit(x64/ARM64)、メニーコア、多言語(48言語以上)に対応した総合ベンチマークソフト。CPU、ディスク、2Dグラフィックス(GDI)、3Dグラフィックス(OpenGL)の性能を1クリックで測定できる。また、ベンチマーク結果を「CrystalMarkDB」(無償)へアップロードしたり、「X」(Twitter)で共有することも可能。Windows 95/NT 3.51以降で動作し、古いデバイスともスコアを比較できるのが魅力だ。

 「FM TOWNS」は、昨年生誕35周年を迎えた富士通のPC。世界で初めてCD-ROMドライブを標準搭載したことで知られる。まだ稼働デバイスがあるのも驚きだが、それに対応するアプリが令和の時代にメンテナンスされているのも驚きといえよう。

ソフトウェア情報

「CrystalMark Retro」
【著作権者】
ひよひよ 氏
【対応OS】
Windows 95/98/Me/2000/XP/Vista/7/8/8.1/10/11およびWindows NT 3.5/NT 4.0、Windows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022/2025(x86/x64/ARM64)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.1(25/03/31)