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20年ぶりの新作「CrystalMark Retro」が公開、CPU・GPU・ディスク性能を測る総合ベンチマーク
応援キャラクター「水晶碧」のテーマが同梱された「Aoi Edition」も
2024年4月1日 05:00
総合ベンチマークソフト「CrystalMark」の新作「CrystalMark Retro」が、3月31日にリリースされた。現在、作者のWebサイトから無償でダウンロード可能。
「CrystalMark Retro」は、64bit(x64/ARM64)、メニーコア、多言語(48言語以上)に対応した総合ベンチマークソフト。ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark」やHDD/SSDの健康状態チェッカー「CrystalDiskInfo」などで知られる、ひよひよ氏の新作だ。
対応OSは、Windows XP/Windows Server 2003以降。インストーラー版のほかZIP版があるが、インストーラー版はWindows Vista/Server 2008以降のみのサポートとなる。
CrystalMark Retro 1.0.0 リリース!https://t.co/X8qaTm82no
— hiyohiyo@CrystalMark Retroリリース! (@openlibsys)March 31, 2024
CrystalMark Retroは、64bit(x64/ARM64)、メニーコア、多言語(48言語以上)に対応した総合ベンチマークソフトです。
CPU、ディスク、2Dグラフィックス(GDI)、3Dグラフィックス(OpenGL)の性能を1クリックで測定できます。pic.twitter.com/iiNCc7inXa
「CrystalMark Retro」は前作「CrystalMark 2004」をベースにユーザーインターフェイスなどをブラッシュアップしたものとなっており、CPU、ディスク、2Dグラフィックス(GDI)、3Dグラフィックス(OpenGL)の性能を1クリックで測定できる。ランダム切り替えを含むテーマ機能、フォントのカスタマイズ機能、拡大・縮小機能なども備える。
使い方は同シリーズを踏襲しており、[All]ボタンでCPU、Disk、2D、3Dのベンチマークテストを順番に、各カテゴリーのボタンを押すとそのテストだけを実行する仕組みだ。ベンチマークテストの結果は[ファイル]メニューからテキスト・画像として保存できるほか、画面右下の[X]アイコンを押すことで「X」(Twitter)へ投稿できる。
加えて、「Crystal」シリーズアプリの応援キャラクター「水晶碧」(すいしょうあおい)のテーマが同梱された「Aoi Edition」では、ベンチマーク終了時に結果を「すっごーい!」などのボイスで知らせてくれる。周囲に人がいる場合は迷惑にならないように(あるいは恥をかかないように)注意したい。
ちなみに、ベンチマークのスコアは以下のルールで算出されているとのこと。
- All:以下の比率で算出した相乗平均
- CPU:40%(シングル 20%、マルチ 20%)、Disk 20%(各5%)、2D 20%(各5%)、3D 20%(シーン1が5%、シーン2が15%)
- CPU:AMD Ryzen Threadripper PRO 5995WXのSingleスコアが10,000となるよう調整。Windowsがインストールされているドライブが対象で、テストファイルサイズは1GiB
- Disk:MB/sの10倍
- 2D (GDI):AMD Ryzen Threadripper PRO 5995WX + GeForce RTX 3700の環境で各スコアが10,000となるよう調整
- 3D (OpenGL):描画したポリゴン数を再生時間で割った値の1/10
ソフトウェア情報
- 「CrystalMark Retro」
- 【著作権者】
- ひよひよ 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11およびWindows Server 2003/2008/2012/2016/2019/2022(x86/x64/ARM64)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(24/03/31)