いまさら聞けないWindows 10のTips

第109回

広さと便利さ、どちらを取るか? リボンの表示/非表示

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

リボンの表示・非表示を切り替えるには

 個人的には、非表示派なのですが、皆さんはどうでしょうか?

 何の話かというとエクスプローラーの「リボン」の話です。Windows 8からエクスプローラーには、コピーや貼り付けなどの各種操作をするためのリボンが表示されるようになりました。

 普段、Office系のアプリで使い慣れている人は、リボンを常に表示しておいた方がファイルの操作が楽なのでおすすめです。

 と言っても、操作は簡単でエクスプローラーの右上にある下向きの矢印をクリックしてリボンを表示するだけで構いません。一度、表示すれば次回以降も常に表示されるようになります。

 ちなみに、Windows 8/8.1の時代も同じ方法でリボンを表示できましたが、エクスプローラーを起動し直すと、非表示に戻ってしまうため、常に表示するにはピン留めしておく必要がありました。

 Windows 10で簡単に常に表示されるようになったのは、リボン派の人が増えたからかもしれません。

右上の矢印(非表示時は下向き)をクリックするとリボンが常に表示される。逆に常に非表示がいいなら上向きの矢印をクリックして閉じておく