いまさら聞けないWindows 10のTips

第133回

スタートメニューから名前が漢字のアプリを探すのにホイールを何度もグルグルするのがイヤ!

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれませんが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在します。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介します。

スタートメニューのアプリリストを名前が日本語のアプリまですばやく移動する方法

 Windows 10のスタートメニューには、インストールしたアプリが、ABCから順番に並び(記号や数字が先)、そのあとに日本語のアプリが50音順に並んでいます。

 よく使うアプリはスタート画面やタスクバーにピン留めすることで探さずに済みますが、たまにしか使わないアプリを探す時が面倒です。たくさんのアプリがインストールされていると、マウスのホイールをグルグル回して、アプリの一覧をスクロールさせなければなりません。

 そこで活用したいのが、アプリ一覧の区切り部分に表示されている“A”“B”“あ”などの頭文字です。

 これらをクリックすると、“ABC……、あいうえお……”と頭文字だけが表示されたアルファベット表や50音表に切り替わるので、起動したいアプリの頭文字をクリックすることで、その頭文字を持つアプリの一覧にすばやく移動することができます。

 アプリの名前がわかっていれば検索してしまった方が効率的ですが、たまに使うアプリの場合、名前の一部しか覚えていないことなども珍しくありません。そういったアプリをスタートメニューの一覧を見ながら探したい時に活用するといいでしょう。

スタートメニューのアプリ一覧の区切り部分に表示されている“A”“B”“あ”などの頭文字をクリックすると、アルファベット・50音表に切り替わる。起動したいアプリの頭文字をクリックすれば、その頭文字を持つアプリの一覧にすばやく移動可能