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無償の多機能メディアプレイヤー「MusicBee」v3.1が公開 ~タグ編集機能などに多数の改善
ボリュームビジュアライザーとグラフィックビジュアライザーを新たに搭載
2017年9月20日 06:00
多機能なライブラリ型メディアプレイヤー「MusicBee」の最新版v3.1.6466が、16日に公開された。v3.0からの変更点はそれぞれ小粒ながら数は多く、ユーザーインタフェイスの改善から機能の強化、不具合の修正まで多岐にわたる。
まず、これまでカスタムタグとされていた“Original Year”、“Original Title”“Original Artist”などのタグが標準タグとなった。これらのタグは、楽曲のメタ情報の編集ダイアログにある[タグ(2)]タブで編集が可能。また、その隣には[ソート]タブでは、並び替え(ソート)に使われるタグを集中管理できるようになった。そのほかにも、複数のアーティストが登録された“アーティスト”タグを分割する機能などが新たに導入されている。
一方、ファイル管理関連では、260文字を超える長いファイル名がサポートされた。プレイリストパネルも強化され、複数階層のフォルダーを作成できるようになった。これらの機能は“プレイリスト”画面だけでなく、左側サイドバーのナビゲーションに表示されるプレイリストでも利用可能。
加えて、ボリュームビジュアライザーとグラフィックビジュアライザーをスタンドアロンのパネルとしてサポート。初期状態では表示されないが、[パネル構成]ダイアログで好みのパネルに追加できるようになった。また、パネルレイアウトも拡張され、ヘッダーの表示・非表示を切り替える機能が導入されている。そのほかにもホットキーの拡充、新しいアートワークマネージャーツールの搭載、命名テンプレートの追加といった機能改善が施された。
「MusicBee」はWindows Vista/7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。なお、利用は個人目的に限られるので注意。
ソフトウェア情報
- 「MusicBee」
- 【著作権者】
- Steven Mayall 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用のみ、寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 3.1.6466(17/09/16)