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「Google Chrome 67」に深刻度“High”の脆弱性が1件、修正版が公開

JavaScriptエンジン「V8」に境界外書き込み(Out of bounds write)の欠陥

「Google Chrome」v67.0.3396.87

 米Googleは12日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v67.0.3396.87を公開した。本バージョンは脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 同社のリリースブログによると、今回修正された脆弱性はJavaScriptエンジン「V8」で発見された境界外書き込み(Out of bounds write)の1件(CVE-2018-6149)。深刻度は同社基準で4段階中上から2番目の“High”と判定されている。

 「Google Chrome」は、Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、Windows版は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。「Google Chrome」は自動更新機能を備えているが、長期間起動したままで利用している場合や、アップデートを自分で管理している場合は、最新版への更新を怠らないようにしたい。