ゲーマー向けWebブラウザー「Opera GX」のサイドバーで音楽ストリーミングを再生可能に

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　ノルウェーのOpera Softwareは2月4日（現地時間）、ゲーマー向けに設計されたWebブラウザー「Opera GX」のアップデートを発表した。最新版では、サイドバーに音楽ストリーミングサービスが組み込まれた。

　「Opera GX」は、ゲームをこよなく愛するユーザーのために設計されたWebブラウザー。「Opera」をベースに、ゲームのプレイやその実況配信を妨げないようWebブラウザーのCPU利用率やメモリ使用量に制限をかける“不要なジャンクデータを一掃できる“GXクリーナー”といった独自機能を備えている。サイドバーに「Facebook」や「WhatsApp」だけでなく、ゲーム実況の配信プラットフォーム「Twitch」や、ゲーマー向けコミュニケーションサービス「Discord」がデフォルトで組み込まれているのも特徴だ。

サイドバーに新たに追加された“プレイヤー

　サイドバーに新たに追加された“プレイヤー”では音楽ストリーミングサービス「Spotify」「YouTube Music」「Apple Music」が利用でき、Webブラウジング中のBGMとして聞ける。サイドバーを展開すると、各サービスのコントロール画面が表示され、再生コントロールのほか、検索やアーティスト・楽曲・ラジオなどの選択が可能。

ボタンのマウスオーバーで表示されるポップアップ

　サイドバーを展開しなくても、ボタンのマウスオーバーで表示されるポップアップから再生・一時停止・曲送り・曲戻しのコントロールが可能なほか、曲名・アーティスト名を確認できる。さらに、Webページで音声が再生されると“プレイヤー”で再生中の音楽は一時停止され、Webページの音声が終了すると自動で再開するのがうれしい。