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ゲーマー向けブラウザー「Opera GX」にジャンクファイルの削除機能 ~色のカスタマイズも拡充

「Opera 71」で導入された“Easy Files”機能にも対応

「Opera GX」LVL 2 (core: 71.0.3770.302)

 ノルウェーのOpera Softwareは10月27日(現地時間)、ゲーマー向けに設計されたWebブラウザー「Opera GX」のアップデートを発表した。テーマカラーのカスタマイズ性が向上したほか、「GXクリーナー」などの新機能が導入されている。

 「Opera GX」は、ゲームをこよなく愛するユーザーのために設計されたWebブラウザー。「Opera」をベースにまるでゲーミングPCにようなデザインをまとっているのが特徴で、“Razer Chroma”ライティングもサポートされている。

 機能面ではゲームのプレイやそのストリーミング配信を妨げないようWebブラウザーのCPU利用率やメモリ使用量に制限をかける“GX Control”、新作ゲームやそれについてのニュースをまとめたタブ“GX Corner”といった独自機能を備える。サイドバーにゲーム実況の配信プラットフォーム“Twitch”もデフォルトで組み込まれているのも特徴だ。

 最新版では、不要なジャンクデータを一掃できる「GXクリーナー」が追加された。必要なデータは残したまま、使われていない一時ファイルや古いキャッシュだけを削除可能で、Webブラウザーのパフォーマンスを保つことができる。

不要なジャンクデータを一掃できる「GXクリーナー」

 また、テーマカラーにセカンダリーカラーを設定できるようになった。単一のハイライトカラーとはまた違った雰囲気を出すことができる。カラーホイールを利用して独自の配色を作成することも可能で、サイドバーのメッセンジャーサービスのアイコンも選択した色に応じて変化する。新しい壁紙セットも追加されているので、配色のカスタマイズが億劫なユーザーでも気軽に着せ替えを楽しめる。

テーマカラーにセカンダリーカラーを設定できるように
カラーホイールを利用して独自の配色を作成することも可能

 さらに、「Opera 71」で導入された“Easy Files”機能が「Opera GX」でも利用できるようになった。これは“Gmail”などの添付ファイルなど、ファイルをアップロードするフォームを使う際に現れるポップアップで、最近ダウンロードしたファイルやクリップボードへ最後にコピーされたアイテムをすばやくチョイスできる。

「Opera 71」で導入された“Easy Files”機能

 「Opera GX」はWindows/Macに対応しており、現在同社のWebブラウザーから無償でダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Opera GX」
【著作権者】
Opera Software International AS
【対応OS】
Windows/Mac(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
LVL 2 (core: 71.0.3770.302)(20/10/27)