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アップロードの際にファイルを選ぶ手間を削減! 「Opera 71」の“Easy Files”機能

選択ダイアログの代わりにダウンロードファイルやクリップボードのアイテムを提示

「Opera 71」の“Easy Files”機能

 先日リリースされた「Opera 71」には、“Easy Files”と呼ばれる新機能が導入されているという。ノルウェーのOpera Softwareは9月28日(現地時間、以下同)、公式ブログ“Opera Blogs”でその詳細を案内している。

 “Easy Files”はファイルをアップロードする際に現れる小さなポップアップウィンドウで、最近ダウンロードしたファイルやクリップボードへ最後にコピーされたアイテムがサムネイル付きでリストアップされる。たとえば自分のクラウドストレージからファイルをダウンロードして“Gmail”で添付して送る場合、選択ダイアログでダウンロードフォルダーへアクセスしてファイルをピックアップする必要がある。しかし、この“Easy Files”があれば、そのような手間は要らない。ポップアップにリストアップされる最近ダウンロードしたファイルから目的のものを選ぶだけだ。

 もしポップアップに目当てのファイルがない場合は、[すべてのファイルを表示する]ボタンを押せばいつものファイル選択ダイアログを呼び出せる。

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。

 執筆時現在の最新版は、29日付けでリリースされたv71.0.3770.198。「Chromium」のアップデート(v85.0.4183.121)などが行われている。