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既存機能の改善に注力した「Opera 70」が正式リリース
“ワークスペース”のアイコンが拡充。[タブを検索]機能もアップデート
2020年7月29日 12:00
ノルウェーのOpera Softwareは7月27日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 70」を正式公開した。「Opera 70」ではユーザーのフィードバックや広範なテストに基づき、既存の機能とツールの改善に注力が注がれている。
まず、[履歴]パネルと[ブックマーク]パネルの検索ボックスが広くなった。キーワードの入力がやりやすくなり、利便性向上につながる。
次に、[タブを検索]機能もアップデートされ、“最近閉じたタブ”セクションが上部に表示されるようになった。誤って閉じてしまったタブをすばやく開きなおしたい場合に便利だ。また、タイトルだけでなくコンテンツの内容も検索対象に含められるようになっており、目的のタブを見つけやすくなっている。[タブを検索]機能はタイトルバー右側の検索ボタンか、[Ctrl]+スペースキーから利用できる。
最後に、“ワークスペース”のアイコンが拡充された。“ワークスペース”は「Opera 67」で導入された機能で、“プライベート”や“仕事”、“調べもの”といったコンテキスト(文脈)に応じてタブを整理できる。この“ワークスペース”には一目で見分けるためにアイコンを割り当てられるが、そのバリエーションが増えている。
「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。