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「Opera 71」が正式リリース ~独自のショートカットを割り当てサイドバーにSNSを表示

[タブを検索]機能や閲覧履歴画面もアップデート

「Opera」v71.0.3770.148

 ノルウェーのOpera Softwareは9月15日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザー「Opera」の最新安定版「Opera 71」を正式公開した。「Opera 71」における変更も、前バージョンに引き続き既存機能のブラッシュアップがメインだ。

 まず、サイドバーの各種メッセンジャーやワークスペース(「Opera 67」で導入されたタブ整理機能)に独自のキーボードショートカットを設定できるようになった(opera://settings/keyboardShortcuts)。[Ctrl]+[Shift]+[F]キーでサイドバーに「Facebook Messenger」を表示するなど、自分にとってわかりやすいキーコンビネーションで目的の機能へアクセスできる。

メッセンジャーやワークスペースに独自のキーボードショートカットを設定

 次に、[タブを検索]機能に“さらに表示”というコマンドが追加された。[タブを検索]機能は[Ctrl]+[Space]キーでアクセス可能で、最近閉じたタブ・ウィンドウと現在開いているタブのタイトルとコンテンツをキーワード検索できるものだ。初期設定では“最近閉じたタブ・ウィンドウ”にリストアップされる件数が制限されているが、もっと表示したいユーザーのためにより多くの履歴を検索できるようになった。“簡易表示”をクリックすれば、元の設定に切り替えることも可能だ。

[タブを検索]機能に“さらに表示”というコマンドが追加

 最後に、閲覧履歴画面(about:history)の検索機能に日付によるフィルタリングが追加された。検索にヒットした履歴をまとめて削除する[以下の履歴を削除]ボタンも新設され、都合の悪い閲覧履歴を簡単に一掃できるようになっている。

閲覧履歴画面(about:history)もアップデート

 「Opera」はWindows/Mac/Linuxなどに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は窓の杜ライブラリからダウンロードすることもできる。すでにインストール済みの場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることも可能。