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「Opera GX」が「Microsoft Store」で提供開始 ~ゲーマーのために開発されたWebブラウザー

Windows 10/11環境ならば、「ストア」アプリで検索してインストールできる

「Opera GX」が「Microsoft Store」からダウンロードできるように

 ノルウェーのOpera Softwareは12月17日(現地時間)、「Opera GX」が「Microsoft Store」からダウンロードできるようになったと発表した。Windows 10/11環境ならば、「ストア」アプリで検索してインストールできる。

 「Opera GX」は、「Opera」をベースにゲーマー向けの改善を盛り込んだWebブラウザー。まるでゲーミングPCのようなデザインが特徴で、「Razer Chroma」や「Corsair iCUE」といったゲーミングPCのライティングシステムと連携することも可能。インターネットに接続できないときに遊べるオフラインゲーム「Operius」が含まれており、ゲームができないときの暇つぶしにも対応する。

ゲーミングPCのようなデザインが特徴の「Opera GX」

 また、リソース消費の多いタブを閉じる「Hot Tab Killer」、「Opera GX」が利用できるリソース(CPU利用率、メモリ使用量、ネットワーク帯域)を制限するメカニズム、「Twitch」をサイドバーで楽しむ機能など、PCでゲームを快適に楽しむための機能が充実している。もちろん、「Opera」譲りの内蔵VPNや広告ブロッカーなどもそのまま利用できる。

「Opera」も「Microsoft Store」からダウンロードできる

 Microsoftは以前、他社製のWebブラウザーを「Microsoft Store」で公開することを認めていなかったが、Windows 11のリリースを機にその方針を転換。「Opera」を初めとするサードパーティー製Webブラウザーを「ストア」アプリで検索・インストールできるようにしている。今回、「Opera GX」が「Microsoft Store」で提供開始されたのは、ホリデーシーズンのサプライズだという。

 「ストア」アプリから「Opera GX」をインストールすると、バックグラウンドで公式のインストーラーがダウンロードされ、セットアップが行われる。アップデートはアプリ内蔵の自動更新機能で管理する仕組みだ。

アップデートはアプリ内蔵の自動更新機能で管理

 ちなみに、「Microsoft Store」から入手できるWebブラウザーとしては、他に「Firefox」がある。

ソフトウェア情報

「Opera GX」
【著作権者】
Opera Software International AS
【対応OS】
Windows/Mac(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
LVL 3 (core: 82.0.4227.44)(21/12/16)