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廃止間近の「コルタナ」、ようやくアンインストール可能に ~まずはCanaryチャネルで

後継は「Windows Copilot」や「Microsoft 365 Copilot」

「コルタナ」(Cortana)スタンドアロンアプリ、日本語環境では利用不能

 2023年後半の廃止が予定されている「コルタナ」(Cortana)スタンドアロンアプリが、アンインストール可能となった。米国時間8月4日にリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 25921(Canary)のリリースノートでアナウンスされている。

 「コルタナ」は、音声やチャットでさまざまなタスクを依頼できるパーソナルアシスタント。さまざまな質問をしたり、リマインダーやアラームを設定したり、今後の予定を読み上げ・作成したりすることができたが、同社が期待するほどには利用が広まらず、2023年後半以降にスタンドアロンアプリを廃止することが告知されていた。

 アプリやサービスに組み込まれた「コルタナ」サービスは継続されるが、単体のアプリとしては利用できなくなる。同社は「Windows Copilot」や「Microsoft 365 Copilot」といった生成AIサービスを充実させ、「コルタナ」に置き換えたい考えだ。

 「コルタナ」アプリはOSに同梱されており、「設定」アプリからもアンインストールできないが、Canaryチャネルの最新ビルドでは削除できるようになっているとのこと、大きな問題がなければ、いずれ製品版でもアンインストールできるようになるだろう。

現行の製品版では「コルタナ」アプリをOSから削除することはできない