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「Windows Copilot」がBeta版「Windows 11」に登場

デスクトップで「Bing」のAIチャットと対話、簡単なOSの設定変更も依頼可能

「Windows Copilot」がBeta版「Windows 11」に登場(スクリーンショットはDev版のもの)

 米Microsoftは8月2日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 22631.2129/22621.2129をBetaチャネルでリリースした。

  • Build 22631.2129:新機能がロールアウトされるビルド
  • Build 22621.2129:新機能が既定で無効化されるビルド

 Build 22631.2129の目玉は、プレビュー版「Windows Copilot」の展開だ。Devチャネルなどでは6月末からロールアウトされていたが、ようやくBeta版でも利用できるようになった。

 「Windows Copilot」はデスクトップ右側のドッキングパネルでAIと対話したり、OSの操作を依頼したりできる機能。タスクバーのボタンを押すか、[Windows]+[C]キーを押すと起動する。利用には「Microsoft Edge」v115.0.1901.150以降が必要。アカウントはOSにサインインするときに利用した「Microsoft アカウント」(MSA)または「Azure Active Directory」(AAD)アカウントが用いられる。

 初期プレビューではUIエクスペリエンスに重点が置かれており、AIチャットとの会話や、簡単なOS設定の変更のみがサポートされる。今後もサードパーティプライグインへの対応といった改善が加えられる予定だ。

 そのほかにも、本ビルドでは多くの新機能が導入されている。その多くは最近のDevビルドに追加されたもので、Beta版で問題がなければRelease Preview版や製品版にも投入されるだろう。