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「エクスプローラー」のTAR/RAR/7z対応、「Windows 11」Betaビルドでも利用可能に

展開のみ、暗号化された書庫ファイルは現在のところ未サポート

「Windows 11 Insider Preview」Build 22631.2199/22621.2199がBetaチャネルで提供開始

 米Microsoftは8月18日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 22631.2199/22621.2199(KB5029352)をBetaチャネルでリリースした。

  • Build 22631.2199:新機能がロールアウトされるビルド
  • Build 22621.2199:新機能が既定で無効化されるビルド

 Build 22631.2199の目玉は、「エクスプローラー」でより多くの書庫形式を展開(解凍)できるようになったこと。この機能は今年5月に開催された「Microsoft Build 2023」でアナウンスされ、6月末からDevチャネルでテストされていた。

 対応する主な書庫形式は。以下の通り。オープンソースプロジェクト「libarchive」を活用することで実現されている。

  • .tar
  • .tar.gz
  • .tar.bz2
  • .tar.zst
  • .tar.xz
  • .tgz
  • .tbz2
  • .tzst
  • .txz
  • .rar
  • .7z

 書庫ファイルの作成はこれまで通り「zip」形式のみだが、わざわざサードパーティー製アプリをインストールしなくても、「エクスプローラー」ネイティブで「tar」や「7-zip」、「rar」、「gz」などを展開できるのは便利だ。

 ただし、暗号化された書庫ファイルは現在のところサポートされていないとのこと。