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「エクスプローラー」で「tar」や「7-zip」なども展開可能 ~Dev版でテスト開始

わざわざサードパーティー製アプリを導入する必要なし

「エクスプローラー」で「tar」や「7-zip」などを展開可能に

 米Microsoftは6月29日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 23493をDevチャネルで公開した。このビルドでは、「エクスプローラー」で扱える書庫形式が拡充されている。

 この改善は、先月開催された「Microsoft Build 2023」でアナウンスされていたもの。オープンソースプロジェクト「libarchive」を活用することで、さまざまな形式の書庫ファイルを「エクスプローラー」で展開できるようになる。以下はその一例だ。

  • .tar
  • .tar.gz
  • .tar.bz2
  • .tar.zst
  • .tar.xz
  • .tgz
  • .tbz2
  • .tzst
  • .txz
  • .rar
  • .7z

 わざわざサードパーティー製アプリをインストールしなくても、「エクスプローラー」で「tar」や「7-zip」、「rar」、「gz」などを解凍できるようになるのは便利といえよう。

サードパーティー製アプリをインストールしなくてもOK

 ただし、作成は従来通り「zip」形式のみだ。それ以外の圧縮ファイルを作成したい場合は、サードパーティー製アプリが必要となる。また、書庫ファイルの形式によってはパフォーマンス上の問題が発生する場合があるとのこと。今後の改善に期待したい。