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人を増やさず営業成果を上げるAIエージェント「アポドリ」、Algomaticが提供開始
“営業3.0”の実現に向け「ネオセールス」シリーズを連続リリースへ
2025年1月16日 11:34
（株）Algomaticは1月16日、営業特化AIエージェント「ネオセールス」シリーズの連続リリースを開始するとともに、その第1弾として商談獲得AIエージェント「アポドリ」の提供を開始した。
「ネオセールス」シリーズは、営業活動のサポートに特化したAIエージェント（人間の代わりにタスクを実行してくれるAIツール）。複数のアプリを自律的に使いこなすことで人間が求める成果物の提供を実現する。ネオセールスシリーズでは、マーケティング・インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスといったそれぞれの領域においてAIエージェントサービスを連続的にリリース予定。
リリースの背景には、少子高齢化に伴う労働人口減少を背景に人材不足が深刻化する昨今、特に営業職においては、有効求人倍率が全体平均の約1.8倍の2.14となるなど、求職者が不足している状況が続いている。今後も営業職の人手不足が進むことが予測され、その要因のひとつとして離職率の高さが挙げられている（「給料が安い」「長時間労働」など）。
こうした状況を踏まえ、同社では営業職の労働実態の根本的な改善を実現するべく、AIと営業パーソンが協働して分業する新たな営業モデル“営業3.0”を掲げ、生成AI時代における営業職の重要業務を「AIをマネジメントすること」と「顧客と接すること」と定義し、その浸透を図るべく新規事業の開発に取り組んでいる。
Algomaticが考える営業モデルの変化
- 営業1.0
営業パーソンが顧客に関わるすべての業務をひとりで遂行。営業パーソンの重要スキルは「ノルマや顧客対応ストレスへの忍耐力」「顧客に必要な情報を届ける伝達力」「顧客に信頼されるコミュニケーション力」 - 営業2.0
インターネットのビジネス活用の浸透とともに、顧客の購買活動が複雑化。営業パーソンは顧客に関わる業務を顧客の購買プロセスごとに分業するように。営業パーソンの重要スキルは「ノルマや顧客対応ストレスへの忍耐力」「顧客に必要な情報を届ける伝達力」 - 営業3.0
生成AIのビジネス活用が始まり、営業活動はAIと協働することで分業されるように。生成AIが高ストレス業務の負担を減らし、合理的な営業説明をアシスト。営業パーソンの重要スキルは「顧客に信頼されるコミュニケーション力」
シリーズ第1弾：商談獲得AIエージェント「アポドリ」
「ネオセールス」シリーズ第1弾となる「アポドリ」は、営業パーソンがアポイント獲得にまつわる活動に取り組む代わりに、AIエージェント（営業AI）が各企業専属のインサイドセールス担当として、リスト作成・アプローチ実行・活動管理・活動分析を遂行し、顧客企業のキーパーソンとの商談を獲得・提供するサービス。
GPT・Claude・Geminiといった複数のLLM（大規模言語モデル）を独自に組み上げることで開発された営業AIモデルにより、顧客や商材を分析し、まるで優秀な営業パーソンのように営業活動を行なう。
企業が売上を拡大するには、これまで営業パーソンの人数を増やすしか方法が無かったのに対し、AIエージェント「アポドリ」を採用することで、営業パーソンの採用数や頑張りに依存せず、売上拡大に取り組むことが可能に。膨大な業務量によって常態化しつつある心身疲労（燃え尽き症候群やメンタルヘルス不調など）の負担軽減にも期待できるという。
アポドリの機能特長
- 商談獲得のための業務をすべてまるごと完全遂行
リスト作成・アプローチ実行・活動管理・活動分析といった、商談獲得に関わるすべての業務を遂行する。従来、営業パーソンに属人化していた、アプローチ施策企画や個社返信対応などもアシストする - 自社の営業業務プロセスに合わせたカスタマイズが可能
ターゲット・商材・施策・営業担当など用途別にAIをカスタマイズし、使うほど品質が向上していく。Good/Badの評価をするだけで誰でも予備知識ゼロで活用。従来は属人化していた営業パーソン別のノウハウも、アポドリが学習することで汎用化し、営業組織全体の営業力向上を実現する（AIに個人データが学習されることはない） - AIが実働した分だけ費用発生
利用量に応じた従量課金制のため、事業状況に合わせたコストコントロールが可能。また、リード獲得・商談獲得・売上発生などの成果発生に応じた成果報酬型にも対応。売上拡大に貢献することを前提とした料金体系に
