ニュース

「Microsoft Dev Box」が2028年9月18日に終了へ ~移行先は「Windows 365」

すでにメンテナンスモード、新機能の開発は予定されず

「Microsoft Dev Box」

 開発者向けクラウドワークステーション「Microsoft Dev Box」が、米国時間(以下同)2028年9月18日に終了するとのこと。米Microsoftが「Azure」の更新情報で告知している。終了に向けたプロセスは、2026年9月14日からすでに始まっているという。

「Azure」の更新情報で告知

 「Microsoft Dev Box」は、クラウドにアプリ開発者のためのワークステーションを構築・提供するサービス。開発者向けイベント「Microsoft Build 2022」で発表され、2023年7月から一般提供されていた。

 本サービスはすでにメンテナンスモードになっており、同社は開発者向けクラウド環境への投資を「Windows 365」に集中したい考え。「Microsoft Dev Box」の新機能はもはや開発されていないため、新規に利用するならば「Windows 365」を検討したい。

 なお、すでに利用中の場合は廃止までそのまま利用を継続することが可能。ただし、開発者のワークフローに影響が出ないよう、今から移行を計画しておくことが勧められている。

 しかし、「Windows 365」は「Microsoft Dev Box」と完全に同じ機能を提供する代替サービスではない。構成やライセンス、管理方法などが異なるため、開発者のワークフローごとに移行後の環境を検証する必要がある。

 同社の推奨する対応は、以下の通りだ。

  • 現在の利用状況の確認:開発センター(dev center)、プロジェクト、プール、イメージ、開発者のワークフローを見直す
  • 移行の可否の整理:「Windows 365」で対応できる開発シナリオと、追加の検討が必要なシナリオを洗い出す
  • 要件の検証:移行後の環境について、ID、デバイス管理、ネットワーク、イメージ、ライセンスの要件を確認する
  • 代替のワークフローの検証:終了前のリスクを減らすため、できるだけ早く試す