ニュース

「Windows」アプリの「リモート PC」接続が一般提供に、RDC接続もこのアプリにお任せ

職場または学校のアカウントは不要

「Windows」アプリにリモートPCを追加する画面(「Add a PC」)。PC名またはIPアドレスを入力する

 米Microsoftは10月6日(現地時間)、Windows向け「Windows」アプリ(Windows App)の「リモート PC」接続機能を一般提供(GA)すると発表した。パブリックプレビューを経て、正式な機能となる。

 「Windows」アプリは、「Windows 365」の「Cloud PC」や、「Azure Virtual Desktop」、「Microsoft Dev Box」といったクラウドデスクトップ環境へのリモート接続をひとまとめにしたツール。macOS、iOS、Android、Meta Questといったデバイスにも提供されており、それらの環境では「リモート デスクトップ接続」(RDC)でWindowsデバイスへ接続することもできた。

 しかし、Windows版ではこのRDC接続がサポートされておらず、OS同梱の「リモート デスクトップ接続」(mstsc.exe)などを利用する必要があった。

OS同梱の「リモート デスクトップ接続」(mstsc.exe)

 今回「リモート PC」機能が一般提供されたことにより、Windows版でもようやくRDC接続が正式にサポートされた格好だ。かつて「Microsoft Store」で提供されていた「Microsoft リモート デスクトップ」アプリの後継としても利用できる。

各プラットフォームにおける「Windows」アプリで接続可能な環境。オレンジの丸印が、今回一般提供された機能

 「リモート PC」接続を利用するのに、職場または学校のアカウントは不要。接続先のWindowsデバイスをPC名またはIPアドレスで指定し、接続時に認証を済ませれば、リモートデスクトップが表示される。個人や小規模な環境でも利用しやすくなったといえるだろう。

「リモート PC」接続を利用するのに、職場または学校のアカウントは不要。接続先のWindowsデバイスをPC名またはIPアドレスで指定すればよい
「リモート PC」接続を行った様子

 そのほかにも、設定画面ではマルチモニター環境下でリモート表示するモニターを指定したり、リダイレクトするローカルリソース(カメラ、マイク、クリップボードなど)を選んだりすることが可能。よく使うデバイスは「お気に入り」にピン留めしておけば、次回の再接続が簡単に行える。

設定画面

 Windows向け「Windows」アプリは現在、「Microsoft Store」から無償でダウンロード可能。対応OSは「Windows 10 バージョン 1809」(17763.0)以降。