レビュー
英国王立盲人協会とMicrosoftが開発した拡大鏡アプリ「Microsoft Pocket Magnifier」
Windows Phoneをルーペ代わりに。ライト機能やスクショ保存、フィルター機能を搭載
2016年6月21日 13:08
「Microsoft Pocket Magnifier」は、英国王立盲人協会(RNIB)の協力を得てMicrosoftが開発した拡大鏡アプリ。Windows Phone 8/8.1およびWindows 10 Mobileに対応するフリーソフトで、“Microsoft ストア”からダウンロードできる。
Windows Phone端末を虫眼鏡、ルーペとして利用できるようにするアプリ。ピンチイン・ピンチアウト操作でカメラの映像を最大4倍までに拡大できる。ピンチ操作に不慣れな場合は、アプリバーからズームスライドを有効化することも可能。スライドを操作するだけで、拡大率を調整できるようになる。
また、カメラを一時的に静止させてスクリーンショットとして保存したり、フラッシュをライト代わりに利用できるのも面白い。ルーターの裏側に張られているSSIDと暗号化キーをメモしたいといった場合に役立つ。
さらに、本アプリは視覚障碍者向けのフィルター機能を搭載。このフィルター機能は英国王立盲人協会との共同開発で、カメラの映像をリアルタイムで加工してコントラストを高めてくれる。白地に黒、黒地に白、青地に黄色などのフィルターが選択可能で、色覚異常などで特定の色の識別が困難なケースで特に有用だ。
ソフトウェア情報
- 「Microsoft Pocket Magnifier」
- 【著作権者】
- Microsoft Mobile
- 【対応OS】
- Windows Phone 8/8.1/Windows 10 Mobile
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.0.6