レビュー
限られた歩数をやりくりして“ユニティちゃん”をゴールに導くパズル「Candle Light」
迫りくるお化けを退け、歩数を回復しつつキャンドルへ火を灯せ
(2016/2/15 05:05)
「Candle Light」は、ゲーム開発環境「Unity」のイメージキャラクター“ユニティちゃん”を操作して3Dで描かれたマップをめぐり、ゴールを目指すパズルゲーム。Windows XP以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。作者のWebサイトから無償でダウンロードできる。
“ユニティちゃん”はキャンドルがそびえるマップ上を1マスずつ移動できるほか、隣接したキャンドルへ点火できる。ゴールはキャンドルの絵が描かれた扉で閉ざされているが、描かれているキャンドルと同じ色のキャンドルが点灯していれば扉を通り抜けられる仕組み。キャンドルは“ユニティちゃん”が歩くごとに溶け、全て溶けると最初の長さに戻るものの火が消えてしまうので、点灯させる順番とキャンドルの長さに配慮しつつ点火していこう。
また、“ユニティちゃん”が1マス移動するたび、画面上方に表示されている炎のアイコンが1つ消えてしまう。この炎が全て消えてしまう前にゴールしないとゲームオーバーとなる。そこで重要になってくるのが敵であるお化けの存在だ。
お化けは決まった動きを繰り返し、触れると即ゲームオーバー。“ユニティちゃん”はお化けを直接攻撃することはできないものの、キャンドルに火を灯すとキャンドル周辺のお化けを“帽子”へ変えることができる。“帽子”を拾うと残っている炎が全て消え、消えていた分の炎が復活するので、残っている炎が少ない時に“帽子”を拾っていくことで移動可能な歩数を伸ばすことが可能。
ステージごとに設定された条件を満たすと貰える星を集めるやりこみ要素も用意されているが、後半になるほどお化けを倒すタイミングや、帽子を拾うタイミング、異なる長さのキャンドルへ火をつける順番などの見極めが難しくなっていく。時間制限の要素は無いので、じっくり考えて楽しみたい。
ソフトウェア情報
- 「Candle Light」
- 【著作権者】
- koma 氏
- 【対応OS】
- Windows XP以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.02(15/10/26)