市町村の財政を可視化したグラフがキレイとX/Twitterで話題に ～国や都道府県もカバー

市町村の財政を可視化したグラフがキレイと、「X」で話題に

　市町村の財政を可視化したグラフがキレイと、「X」（旧称：Twitter）で話題になっています。

　このタイプのグラフは「サンキー図」（Sankey Diagram）や「沖積図」（Alluvial Diagrams）と呼ばれるそうで、主にデータやリソースの変化や流れを表現するのに向いています（厳密には両者は違うもののようですが、今回はあまり気にしなくてよいでしょう）。

「サンキー図」や「沖積図」と呼ばれるタイプのグラフ

　今回のグラフでは左側が収入になっており、さまざまなタイプの歳入があることがわかります。帯の太さが「数量」になっているので、単に数字で金額を見せられるよりも規模が直感的でわかりやすいですね。そして、いったん中央で収束し、今度は右側に向かってどのように配分されているのかが描かれます。

　このグラフは「財政分析図鑑」というWebサイトで公開されています。市町村だけでなく、世界の政府、都道府県の財政もカバーされているので、ぜひ自分の町の財政を確かめたり、他と比較するために役立ててください。

「財政分析図鑑」。市町村だけでなく、世界の政府、都道府県の財政もカバーされている

　なお、自分でこういうグラフを作ってみたい方には、「SankeyMATIC」というWebサイトがおすすめ。英語になっちゃいますが、あれこれパラメーターをいじくるだけで「サンキー図」を作れます。

自分でサンキー図を作れる「SankeyMATIC」