やじうまの杜
情報漏洩や不正アクセスのニュースばかりで訳わかんない!……っていう人に「JP Incident Monitor」
日本のサイバーインシデントを一覧、AIで分析して信頼度付きで掲載
2026年10月20日 10:15
「やじうまの杜」では、ニュース・レビューにこだわらない幅広い話題をお伝えします。
最近、情報漏洩や不正アクセスのニュースを目にしない日はないですよね。ただでさえ世界が騒がしいこともあって、大量のニュースに埋もれてしまい、どこでどんなセキュリティインシデントがあって、自分にどんな影響があるのかがわかりにくくなっていると感じます。
そんな人に役立ちそうなのが、 日本のサイバーインシデントをまとめて眺められるWebサイト「JP Incident Monitor」 です。
このサイトは一般のメディアやセキュリティ専門メディア、インシデント当事者の公式発表などを収集し、日本の組織に影響するものをわかりやすく一覧したダッシュボードサイトです。インシデントの発生日・発覚日・初回公表日など、組織名、インシデントの種別(情報漏洩、不正アクセスなど)、影響の可能性がある件数、情報源などが一目でわかるほか、組織名や情報源での検索、種別や信頼度での絞り込み、各列での並べ替えも可能です。過去90日間のインシデント件数の推移もグラフで確認できます。
情報源は執筆時点で365件。「Google ニュース」や「Bing」のニュース検索、セキュリティ専門メディア、JPCERT/CCのほか、都道府県・政令指定都市・東京23区といった自治体、省庁、交通事業者、日本取引所グループの適時開示情報(TDnet)、「PR TIMES」などが含まれます。これらを1時間ごとに自動でチェックし、AIで分析して掲載しているとのこと。
これに加え、情報源の権威性や複数の独立した情報源で裏付けが取れるかどうかをもとに“信頼度”が算出されています。この信頼度は収集された情報の確からしさを示す目安で、インシデントの深刻度を表すものではありませんが、まとめサイトやSNSの噂に振り回されたくないという方にとっては便利な指標になるでしょう。
ユーザーインターフェイスは日本語と英語に対応。RSSフィードも用意されているので、フィードリーダーで購読しておくのもいいですね。
なお、データの分析にはAIが用いられています。情報の欠落や誤りが含まれる可能性がある点には注意しましょう。あくまでも“インシデントの動向をざっくり把握する”ためのツールとして使うなら有用ですが、正しい情報を得たい場合は直接ソースにあたるべきです。
















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