Sleipnir 4 for Windows

　2段のタブバーによるタブグループ機能やスマートフォン風のマウスジェスチャー機能などを備えるタブ切り替え型Webブラウザー。後継となる「Sleipnir 6」も登場しているが、デザインやUI、機能およびカスタマイズ性に大きな違いがあるため、「Sleipnir 4」も継続的にアップデートが行われている。

　ブックマークはフォルダー型管理だけでなく、ブックマークごとにラベルを付けて管理可能。これにより、ブックマークに複数のキーワードを割り当てられ、効率的なブックマーク管理か可能となっている。また、ZIP版では利用できないが、インストール版の場合は同社のファイル管理ソフト「FenrirFS」とも連携可能。また、フェンリル社のクラウド・サービス“Fenrir Pass”を使えば、ほかのPCにインストールした“Sleipnir”シリーズや、iOS、Android版に対応した「Sleipnir Mobile」と表示ページの共有やブックマークの同期ができる。

　さらに、「Sleipnir 4」ではレンダリングエンジンの切り替えが可能。利用可能なレンダリングエンジンは、「Google Chrome」で使用されている“Blink”に加え、IEで使われている“Trident”が使用可能。“Chrome ウェブストア”で提供されている「Google Chrome」向け拡張機能も利用できる。

　そのほか、ブックマークや履歴のパネルからWebサイトのアドレスまたはタイトルの一部を入力することで、Webサイトを絞り込み検索可能。ブックマークを追加しすぎて目当てのWebサイトを選びにくい際などに、タイトルまたはアドレスの一部だけでも覚えていれば簡単にアクセス可能となる。