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フェンリル、“FeedReader”をより使いやすくした「Sleipnir 4 for Windows」v4.4.0

“パネル”から“FeedReader”へアクセス可能に。“プライベートグループ”機能の追加も

「Sleipnir 4 for Windows」v4.4.0.4000

 フェンリル(株)は5日、同社製Webブラウザー“Sleipnir”の旧シリーズ「Sleipnir 4 for Windows」の最新版v4.4.0.4000を公開した。最新版の主な変更点は、“FeedReader”が“パネル”へ組み込まれたこと。

 「Sleipnir 4 for Windows」はブックマークや閲覧の履歴を画面左側のペインに表示する“パネル”をもつが、今回のアップデートで“パネル”にRSSリーダー機能“FeedReader”が統合された。従来“FeedReader”のアイテム管理画面は独立した1つのペインとして扱われていたが、この管理画面が“パネル”と一体化して“パネル”のタブから選択可能となった。これにより、“パネル”と“FeedReader”を同時に表示させていた場合に比べてWebブラウジングのための領域を多くとることができる。

従来“FeedReader”は“パネル”とは別に配置されていた
“パネル”に統合されたことでWebブラウジングの画面が広く確保される

 また、“プライベートグループ”機能が追加された。“プライベートグループ”機能では、グループ内で開かれるタブで行われるWebブラウジングがプライベートブラウジング扱いとなる。“プライベートグループ”機能を利用するには、まずグループ化されているタブをあつかうための[タブグループ]バーを表示させる。そして[タブグループ]バーの[▼]ボタンから開くプルダウンリストから[新規プライベートリスト]項目を選択して新規にタブグループを作成するか、既に開かれているタブグループのタブを右クリックして[プライベートグループ]項目を選択すればよい。

 さらに、ツールバー上の「Google Chrome」用拡張機能のボタンを、ツールバー右端に表示される[>>]ボタンから表示されるポップアップの中へ格納できるようになった。[Blink 機能拡張]バーの上に表示されている拡張機能のボタンを右クリックし、[ボタンをメニューに入れる]項目を選ぶと[>>]ボタンの中へ拡張機能のボタンが格納される仕組み。

 加えて、ブックマークを訪問回数に応じて並べ替えることが可能になった。そのほか“Blink”エンジンがv40.0.2214.94に更新されたほか、不具合の修正などがおこなわれている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Sleipnir 4 for Windows」
【著作権者】
フェンリル(株)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.4.0.4000(15/02/05)

(市川 祐吉)